骨粗しょう症について

骨は常に骨形成(新しい骨を作る働き)と骨吸収(溶けて壊す働き)を繰り返しています。そのバランスが崩れることで骨がスカスカで脆くなり、骨折しやすくなってしまうのが骨粗しょう症です。
骨粗しょう症は圧倒的に女性に多い病気です。健康でも40歳ごろから骨量は徐々に減少をはじめ、閉経を迎える50歳前後から急激に減少してしまいます。60歳代では2人に1人、 70歳以上になると10人に7人が骨粗しょう症といわれています。男女差はあるものの、男性でも骨粗しょう症の方は少なくはありません。現在の骨粗しょう症と診断されている患者数は1280万人(男性300万人、女性980万人)となっております。